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現在位置 || HOME(E) > 実生栽培 > 実生栽培:自然のめぐみアケビ(ミツバアケビ)栽培

食欲の秋、山を散策すると、紫色の果皮が真ん中から割れ、よく熟れた果実のアケビを見かけますね。自然の恵み「アケビ(ミツバアケビ)」の栽培をしてみました。ちなみに筆者は、某所ゴルフ場でアケビをよく見かけました。

アイビーの葉っぱ

アケビってなーに

  1. アケビはアケビ科の蔓性落葉低木。本州から九州の山野に生え、葉っぱは長楕円形の小葉が5枚になり、手のひら状につく複葉。開花時期は春で、雄花と雌花とが咲きます。現在、生産農家さんの努力により生産数は少ないものの、スーパー等で売られています。
  2. 近縁種に「ミツバ(三つ葉)アケビ」と「ゴヨウ(五葉)アケビ」があります。筆者が栽培しているのは、「ミツバアケビ」になります。
  3. 日本薬局方に定められている「木通(もくつう)」は、アケビの蔓性の茎を乾燥させ「漢方薬」として売られています。効能は「消炎・利尿・抗菌・通乳」等があります。但し、漢方薬なので、漢方医師の指示に従いお使い下さい。
    1. 参考文献 小学館刊「大辞泉」一部引用

アケビの果実と種

ミツバアケビの果実
一部が白くむき出したアケビの種
  1. 左の画像は、「ミツバアケビ」の果実です(多分、山形産)。スーパーで「アケビ」として売られているものを仕入れました。
  2. 果肉は半透明で、柿に似た甘みがあり見た目以上に美味しいです。種が多く食べづらいのですが、口の中で「もぐもぐ」していると果肉がとろけ、種と果肉が分かれて「種」だけを取り出すことが出来ます。でも、チョット食べにくいですね。
  3. 右の画像は、ミツバアケビの種です。一部白くなっているところがありますが、胚芽の部分でしょうか ?

アケビの蒔き方と育て方

  1. 種を綺麗に洗ったら少し乾かし(布巾で水分を拭き取っても良い)、鉢(庭のある方は、路地植にしても良いです。)に適当な大きさの穴を開け、一粒一粒植えたら、1センチメートルほど軽く土をかけます。用土は、観葉植物用で良いと思います。
  2. アケビの種は、秋に種まきし土の中で冬越えさせ、翌年の春に発芽します。種を植えてから暫く「発芽しないなー」と思っていても、翌年の春まで気長に待ちましょう。肝心なことは、何を植えたか解るよう「立て札や名札」を鉢に付け名前を書いておきましょう。(筆者は鉢に名札も立て札も付けずに植えてしまったので、発芽後一体何の芽か何ヶ月も解らず、2006年9月になってやっと「アケビだよーっ」と思い出しました)。
  3. 蔓状に育てていきますので、何らかの支柱が必要になります。鉢植えだったら「らせん支柱」、路地植だったら「棚」を作ってみては如何でしょうか ?
  4. 四季を通じて屋外で栽培できますが、北海道の極寒地や、沖縄の暑い地域では栽培には少々無理があります。

アケビの発芽と成長記録

ミツバアケビの発芽の様子
綺麗なミツバアケビの本葉
蔓が出てきそうなミツバアケビ
発芽から五ヶ月ほど、蔓状に伸びてきたアケビ
殆どの葉っぱが落葉したアケビ
発芽から約1年、芽吹いたアケビ
発芽から約1年5ヶ月、順調に育っているアケビ

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